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明日がちょっと楽しみになる(かもしれない)BLOG

近頃は1人カラオケネタが多い、日本マニアック協会札幌支部長のブログ。

ライバルに差をつけたいなら「マイルール」を作るべし! ~1人カラオケ曲名50音勝負 第10章~

「人と違ったこと」や「普段と違うこと」をしたいと思って動くと未知の世界との出会いがあるものだ。

「ぬ」で始まるタイトルの曲を探し覚え歌うまでの道のりは、普通に1人カラオケをしていては経験できないモノやコトに触れることが出来る一味違うものだった…

 

 
思えば「ぬ」で歌える曲が見つからず、つまずいたのは約3週間前のことだった…
 
 
【3週間前】
 
何を歌ったらよいのか。少し思索にふける。
そしてふと思った。
 
「せっかくゼロから曲を覚えるのだからマニアックな曲を選びたい。」
 
そんな思いから、私はK-SAMA☆ロマンフィルムの「ぬ・す・み・ぎ・き」を歌うことに決めた。
Youtube辺りを探せば動画の一つや二つ出て来るだろうからそれを見れば覚えられるだろう。
 
しかし、その考えは甘かった。
動画を見て覚えようにもワンコーラス分だけが入ったものしか見当たらず、曲全体を収録したものがないのだ。
2コーラス目がわからないとカラオケで歌うことはできない。
このようなハプニングもマニアックな曲であるが故か。
 
さてどうしたものか。
動画という選択肢がなくなった以上、残された手段は、
 
「CDを買う」
 
これしかない。
 
早速Amazonで注文。
当然(?)のことながら通常の在庫はなく「出品者から購入」することになった。
3日ほどで届いた。
中を開けてみると、ジャケットから歌詞カードに至るまであらゆるところからエロティシズムを感じられた。
 
そして試聴。
肝心の「ぬ・す・み・ぎ・き」は音程の上下の幅は大きくないので、音が出せない(出しづらい)ということはなさそうな印象で一安心。
が、ここでも壁が立ちはだかった。
言葉の中にメロディーの区切りがあるような箇所がいくつかあり、言葉や単語単位で覚えようとするとメロディーを捉えづらい。
譜割りまでマニアックとは、恐るべし。
 
ならばと、日本語であるという意識を外して「このフレーズにはこの字が来る」という方法で覚えていく。
すると繰り返し聴くうちになんとか完唱できそうな手ごたえを感じられる所まで来た。
 
「よし、これなら行けそうだ」
 
 
そして、挑戦の日。
入室し、ドリンクバーから飲み物を注ぎ、トイレを済ませ、準備完了。
 
妙な緊張感が走る。
1人カラオケなのだからリラックスしてもいいはずなのだが、なぜか背筋が伸びる思いがした。

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曲を選び予約ボタンを押す。
イントロが流れて来た。
 
「ああ、ついにこの時が来た…」
 
CDで聴いたものと同じあの音だ。
当たり前だ。違う音なはずがない。
が、曲選び、CDの購入、繰り返し聞き込む作業という、これまでのいろいろなことを思い返すとそんな当たり前のことに小さな感動すら覚えてしまったのだ。
 
歌が始まった。
当然ながら画面上に映し出される歌詞を見ても言葉の切れるところはわからない。
なので予めポイントを記しておいたメモを見ながら歌う。
正確に歌おうとする意識が強く出て歌い方が硬くなっているが、まあよい。
 
そして、「ぬ」完唱。
 
終わった…
 
「クリアー!」
歌い終わって思わず叫びそうになった。
足踏みをしていた3週間に終止符が打たれた瞬間だった。
と同時に、まだ1曲目だというのにホッとして脱力。
 
長かった…
 
長かった。
 
ふう…
 
………
 
しばし達成感に浸る。
 
これで戻ったのだ。
50音勝負の本線に戻ったのだ。
 
そして、ここから再び歩き始めるのだ。
私は晴れやかな心持ちで「ね」で始まる曲を探し始めるのだった。
 
 
【再び3週間後の現在】
 
約3週間前まではK-SAMA☆ロマンフィルムのことも「ぬ・す・み・ぎ・き」のことも全く知らなかった。
しかし、今回の50音勝負をしていく中で「ぬ」で始まる曲を探しているさなかに「ぬ・す・み・ぎ・き」を見つけ、全く知らない曲を選んで歌わなければならない状況下で「マニアックそうだから」という理由だけでこの曲を選び、CDを買い、聴き込み、そして歌った。
繰り返すが、3週間前まではその存在を全く知らなかった曲だ。
 
この「1人カラオケ曲名50音勝負」を始めるにあたってルールを設定した。
1人カラオケなので本来そんなものは別になくてもいいものだ。
むしろ1人なのだから好きに歌うべきだと思うし、私もその方が楽しい。
 
しかし、敢えてそれをしたのは、他の人とは一味違う1人カラオケをしたいという思いの他に、「縛り」をつくることで何か面白いことが起こるのではないかという期待感があったからだ。
そして今回、未知なるアーティスト、未知なる曲に出会い、そして未知なる経験をすることが出来た。
また、駄文ながらもブログにこれだけの「エロい歌」のネタを書くことが出来た(「エロ」を強調しすぎたかもしれないが)。
ルールが無かったら行き着くことのできなかった「場所」だ。
 
「人と違うこと」や「普段とは違うこと」をしてみたいと思うとき、自分自身に「面白く(楽しく)なるルール」を課してみるのもいいかもしれない。
普段何気なく見ている風景が新鮮に見えてくるはずだ。
 
 
ではまた~