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明日がちょっと楽しみになる(かもしれない)BLOG

近頃は1人カラオケネタが多い、日本マニアック協会札幌支部長のブログ。

しゃべれなくても心配ないさ~ (2)聞き役になるのもあり!

こんにちは。

「しゃべれなくても心配ないさ~」。第2回目となる今回は、聞き役になることを後押ししてくれるかもな記事などを紹介します。

「『聞き役になることで得ることもあるよ』なんて言われてもイマイチピンとこないなあ」、とか、「でもやっぱり会話の輪の中で自分だけ喋れていないのは不安だよ…」という方、御用とお急ぎでなければ少々お付き合い頂ければと思いますm(__)m。

 

まず、こちら。ちょっと長いですが(^^;)

聴くことの大切さを実感したのは、ただ話を聴いているだけで評価されたことがあった時のことだ。ある高齢者の家にお邪魔して、その人の話をずっと聴き続けたことがある。3時間の間、その人が話すことをずっと聴き、適度に相槌を打ったりしてどんどん話を聴きだした。数週間後にその地域へ行って他の人に話を聴いたところ、その高齢者が「あの山崎とかいう男は優秀なやつだ」といって回っているという。優秀もなにも、僕はただひたすら頷いていただけなのだが、話をずっと聴いているだけで評価されることがあるのもまた地域の事情である。 嬉しかったので、うちのスタッフには「優秀に聴くことが出来るかもまた能力である!」と偉そうに伝えている。

(山崎亮「コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる」中公新書

地域の課題を地域の住民の手で解決するしくみをつくる(コミュニティデザイン)「studio-L」という事務所があるんですが、著者の山崎氏はその代表を務めています。


私は今、このコミュニティデザインの概念と山崎氏にひそかに注目しています。

そのことについてはまたいずれの機会に書くとして、上記の文はその山崎氏がある地方に行った時のエピソードです(最後の部分でちょっと笑わせてくれています(^^))。

自治体等から依頼を受けて現地に赴いたときにまず最初にするのが地域あるいは共同体(=コミュニティ)の人たちへのヒアリングだそうです。

「普段どんなことをしているのか」「困っていることは何か」などなど、コミュニティの人々の相関関係が見えるくらいになるまで地道に聴き続ける。

そうすることでコミュニティの現状をより具体的に把握することができ、それ以降の工程の方向性もより正確に定められるとのことです。

 

次に行ってみましょう。

●自分が伝えたいことではなくて、相手が知りたいことを把握する

 

●自分のメリットを実現するのでなく、相手のメリットを実現させることを考える

 

 ――ことが大事です。決して一般論ではありません。私たちが驚くほどできていない本質的なことです。

 

 

 営業のプレゼンで必要なのは、伝える力ではありません。聞く力です。しゃべりのうまさは営業においては邪魔なだけです。自分がうまくしゃべるのではなく、相手にうまくしゃべってもらって要望を教えてもらうこと、そうした聞く力・質問する力がとても重要です。あまりに達者な人は見透かされます。しゃべる力ではなくしゃべらない力を磨く必要があります。

中里基「営業ってそんなに格好悪いですか?」(東洋経済オンライン2013.6.11付)

この中里氏は株式会社地域経済活性化支援機構というところで、経営不振に陥った企業を再生させるターンアラウンドマネージャーとして活躍されています。

この文章でもやはり聞くことの重要性が説かれています。それどころか「しゃべりのうまさは営業においては邪魔」とさえ言っています。
さらには「しゃべらない力を磨け」とも。
口下手な私にとっては勇気づけられる言葉です(^^)

また、「私たちが驚くほどできていない本質的なことです」とありますが、逆に考えれば、聞く力を鍛えれば周りの人たちが思いもよらない提案やアイディア、問題の解決策を出すこともできるということではないかと思うんですね。
そうすれば周りからも「お、コイツちょっと面白いな」とか「なかなかやるなあ」と一目置かれる存在になる可能性もグンとアップするんじゃないでしょうか。

 

 所属するコミュニティでの自分の存在価値は誰しも気になるところだと思います。
しゃべりがうまく人望も集められる人の存在感が大きいことは当然として、たとえ口数は少なくともコミュニティやメンバーのニーズを探ってその期待に応えることで感謝されたり頼りにされることでも自分の存在価値は高められると私は思っています。

なので、聴く力があるかどうかは別として、私は集団の中であまりしゃべれなくとも孤立感というのはさして感じない方かもしれません。

あ、でも合コンの席だとちょっと焦るかも(笑)

「やばいなあ、つまらん奴だと思われたらどうしよう」なんて思いながら、とにかく何でもいいからしゃべって、すべって、終了!みたいな。

それじゃダメじゃん

 

コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)

コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる (中公新書)